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ユニークな自分が輝ける場所〜北海道、NIC、DVC、そしてUC Davisへ〜 Asuka



Date: 12/30. 2021  

Interviewer: Sachi Onodera

DVC在学期間: 2019 Summer - 2021 Spring

Major: Food Science/AS natural science

Minor: Business

語学学校・ELSスクール: NIC International College in Japan

連絡先: instagram: @akusa_eelhsa

決意~実際に留学するまで

“留学”—

 学生時代に日本を飛び出して、世界の多様性を体感し、自分の可能性を広げる掛け替えのない時間。

今日、多くの日本人学生が海外への大学進学に興味を持っていると思います。けれども、留学を夢見るだけではなく、それを実現するまでには様々なハードルがあるのも事実。実際に留学を実現してきた先輩たちは一体どんなステップを経て海を渡って行ったのでしょうか。留学を志すキッカケから、留学に向けた情報収集、さらには進学先の選び方まで、留学が実現するまでの道のりに一つとして同じものはありません 。夢を実現されていった先輩がたへのインタビューを通して、留学のスタートラインに立つまでのプロセスに迫ります 。

· どのような点で一般的な小学/中学/高校生とは違う学生生活だったのですか?【特殊な環境情報の読者提示】

A. 小中学校は国立大学付属で他の公立とは違ってアクティブラーニングで授業はアメリカに近かったです。周囲の友達も勉強ができて、授業や委員会に対しての発言や意見交流も活発でとても楽しく私のユニークな性格や物事への視点はこの9年間でいい意味で人と違うようになっていったのだと思います。高校は地元の進学校に通いました。周りの友達は勉強や成績の良し悪しにしか関心がなく、授業も先生ー>生徒の一方通行で私の意見や質問が無視されることもありました。高校生活のつまらなさが限界に達し、高校二年生の時は部活がない月曜日は基本的に学校に行かなくなり、三年生では週に一回は”故意的に”遅刻を繰り返すようになりました。高校生なのに自主休講とかしてました。それでも、部活は三年生の引退まで続けることができました。



· どんなキッカケで留学を意識し始めたのですか?【留学の扉を開く機会の共有】

A. もともとICU(国際基督教大学)に行こうと考えていました。当時の担任に、校内での英語の成績が悪いという理由だけで、受験を諦めさせられた時は高校生活と未来に絶望しました。ICUは自分の得意な理系には特化していなかったので最終的には自分が何を勉強したいのかわからなくなりました。高校三年生の10月になっても進路が決まらず(同学年320人中、私だけ決まっていなかった笑)、進路指導の先生に呼び出されました。NICと台湾留学の冊子を差し出され、「あなたはこの国にとどまっているべき人間ではない。」という言葉をもらいました。もともと日本の外の文化や生活に興味があり、留学は絶対にしてみたいと思っていたのでNICに入学して英語を勉強するところから始めようと思いました。東京に住んでみたいという夢も同時に叶うということで、NICを受験することを決めました。



· 留学を目指してからどのような準備をされてきたのですか?【留学実現までの準備段階の情報共有】

A. 高校の出席日数がギリギリだったので、NICに行く前にとにかく高校卒業ができるように一生懸命学校に通いました。NICに通い始めた時は思ったよりも自分の英語力が留学するのに足りなくて驚きました。そこからはNICで今までにないくらい努力をして勉強しました。朝起きて学校に行って勉強して、夕方まで授業、そこから夜まで勉強しました。平日も夜9時から0時までバイトをしたり、校内のチューターをしたりして忙しく過ごしました。



· 何故、DVCを留学先として選んだのですか? 【学校選定の条件】

  1. NICにはDVCとオレンジカウンティーにあるOCCを勧められました。UCBとUCDの進学率が高かったし、生活環境が自分の地元に似ていて、気に入ったからDVCを選びました。サマーブリッジも他のコミカレと違って、そのままDVCで受けれたからです。



DVCでの2年間

それぞれの夢を携えて、ついにはこのDVC への留学を実現されて行った先輩たち。

アメリカでの生活や大学の授業を通じて新しい世界と出会い夢が広がることもあれば、留学の厳しさに挫けそうになったりすることもあったかと思います。実際に先輩たちが経験した大学生活の体験一つ一つのお話から留学のリアルを感じ取れるはず。私達のかようDiablo Valley College (DVC)というコミュニティカレッジには、そもそも4年制大学への編入やOPTを想定して入学してくる留学生が多いので、先輩たちがどのようにその後の進路に向けた準備をされていたのかについても詳しく教えて頂きました。自由の国アメリカだけに、どのようなコミュニティに参加し、どんな人達と出逢い、どんな大学生活を送るかは本人次第。先輩たちが経験した生のDVCエピソードを伺っていきます 。

· 登録するCourseやProfessorを絞る際にどのような基準で選んでいましたか?【 レジストリのコツ伝授】

A. 先生の良し悪しは口コミで聞いたものを参考にしていました。JAの授業評価シートも役に立ちました。自分が取らなくてはいけない授業は決まっていたのでカウンセラーとは最初の学期以降はあまり相談せず、assistをみて決めていました。



· どのような課外活動をされていましたか?また、どのような思いで課外活動を選び、そして参加していたのかを教えてください。【Extracurricularの参加基準の参考】

  1. ボランティアやクラブ活動は一切していませんでした。Chemistry Tutorは化学の教授に誘われたので、1年間やりました。


· 休みの時間はどのようにして過ごされていましたか?【プライベートの過ごし方】

  1. 休みの時間はほぼなかったと思います笑 ルームメイトとSafewayまで歩いたりサンバレーモールで買い物したりして楽しかったです。友達と電話したり、YouTubeをみたり、デートに行ったりしました。それがあったから平日の課題をする時間に集中できました。


· 留学生活特有の辛い思いをした出来事について聞かせてもらえますか?【留学生活のリスク面】

  1. 英語がまじで喋れなくて変なやつ扱いされたことです。ラボの時少し嫌なことを言われたけど言い返せなかったことが悔しかったです。その時にもっと英語が喋れるようになりたいって思いました。


· トランスファーに向けた準備をする上で重要なことはありますか?【編入に向けた準備タイムラインの共有】

  1. 自分が何の為に留学をして、どのような人生を歩みたいのか明確にすることが必要だと思います。私は高校で進学校に入学して、落ちこぼれて失敗しました。なので、UCに行くことが全てではないしそれは単なる通過点でしかないと思います。どんな大学に行っても人生は決まったわけじゃないし、編入した先で自分が何を学ぶか、どうなりたいかが、どこに編入するかよりも何千倍も大事だと思います。自分のキャリアを想像するのもいいと思いますし、自分が人間として近い将来どうなりたいのかを考えることはとても重要だと思います。あとは、自分が特別でユニークな人間である自信をつけること、自信がつくように毎日を大切に生きることが大切だと思います。大学に通うのは人生でたったの4年間かそのくらいで、こんなに自由で何かに没頭できる時間は後にも先にもないと思います。私はそれだったら、後悔をしない後悔する余地もないくらい必死に生きたいです。

  2. この質問ではいつから何をして、どういう手順でエッセイを書いてというの書いた方がいいのかもしれませんが、それは人によって違うと思うのでこういうことを書きました。どういう学校、メジャーがいいのか、エッセイの書き方などが知りたい人は個人的に連絡くれればアドバイスしますよ!

UC Davis への編入後

DVCを巣立って行かれた先輩たちの多くが4年制大学へトランスファーを果たしています。合衆国ですので、教育制度そのものが州ごとに別れているものの、カリフォルニア州からは様々な大学への編入が可能です。全米に渡って旅立たれた先輩たちがそれぞれの新天地にて一体どのようなキャンパスライフを送っているのか、DVC卒業生ならではの視点からいろいろと貴重なお話を聞くことが出来ました。

· UCDの授業が特徴的なのはどのような点でしょうか?【4年制大学の授業風景】

  1. とにかくキャンパスがUnnecessarily hugeで教室移動は自転車かスクーターに乗らないと間に合わないです。人が多いので、大きい教室でやることが多いです。授業のスピードがすごく早いので置いていかれます。

· UCDで特に苦労していることはなんですか【4年制大学の生活環境】

A. TA(TeachingAssistance)が全ての課題をグレードするので教授との関わりが少ないことです。TAも優しい・厳しい・勉強ができる・できないがあるのでそれが大変です。ちなみにTAは選べないのでかなりstressfulです。

DVCの方が良かったなと思う点はありますか?

A.  授業に関わる質問に教授が答えてくれることです。あとキャンパスがコンパクトでいいなと思います。



· 後輩たちに向けて、UCDでの学生生活の魅力を伝えてもらえますか?【◯◯

大学編入のメリット】

  1. 自分から動けば世界レベルの研究者に出会えることや、ボランティアでその研究に関われることです。静かで、生徒もみんな勤勉ですし、とても安全です。綺麗な田舎でダウンタウンがコンパクトでとても生活しやすいです。勉強に集中できてとてもいいです!Davis大好きです笑


  最後に


· 留学を、そしてこれから編入を目指している後輩たちに向けて一言お願いします 【後を追うものに向けた希望の言葉】

A. 自分の力で努力で自分の価値は変えられるし、結果も変えられると思います。なので、自分が日本の文化に合わないと思っているなら外の世界を経験することがとても大切だと思います。でも、 留学を英語が上手くなるためだと思っている人は損してると思います。自分がなんのために留学して、何をしたくて勉強してるのか毎日自覚して過ごすと自分の行動は変わると思います。授業はちゃんと出ると思うし、テスト勉強は手抜かないと思うし、日本人同士で固まったりしないと思います。自分が将来どんな大人になってどんな風に社会に貢献したいかを想像して毎日過ごすといいと思います!


そして、自分が留学するためにお金を出してくれている家族、兄弟姉妹に感謝を絶対に忘れないでください。自分のために何かを犠牲にしてくれいる人何かを差し出してくれている人は必ずいるはずです。家族、友達、恩師、教授など周りの人ががっかりするようなことはしないでほしいです。アメリカは特に自由の国なので、自分が何か間違っていることをしているときに教えてくれる人は少ないです。助けてくれる人、自分の何かを指摘してくれる人のことを大切にしてほしいです。


こんな強いことたくさん書いて、この人はおかしいなとかユニーク過ぎると思うかもしれませんが、私は辛くてたくさん泣きましたし、投げ出した(くなる)こともたくさんありました。なので、何か助けが必要な時は連絡してください☆



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