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憧れだった夢に挑戦する旅〜兵庫県 伊丹、DVC、そしてUi Pathへ〜

第12弾

岸本 亮

(Ryo Kishimoto)

Date:August 2020

インタビュアー:Yusei Wajima

 

DVC在学期間:Fall2016 - Spring2019

Major:Business

語学学校、ESLスクール:IEC ESL program

今回はDVCを卒業して、現在ルーマニア発のユニコーン企業、RPAに勤めていらっしゃる岸本亮さんにお話を伺いました。編入か就職で迷っていらっしゃる方は特に必見です!

それでは、Alumni Interview 第12弾、お楽しみください!

 

1. 留学を決意するまで

・高校まではどのような進路を辿られたのですか?

中高一貫の私立に通っていました。中学3年生の時に文理選択があり、その際理系を選択しました。

・どのような点で一般的な小学/中学/高校生とは違う学生生活だったのですか?

とにかく勉強が嫌いでした。小学校の時には週6で習い事があったので、誰よりも遊ぶことばかり考えていました。

・その当時、勉強以外で打ち込んでいたことは何かありますか?

勉強以外ではテニスや麻雀に打ち込んでいました。

・どんなきっかけで留学を意識し始めたのですか?

大学生の時に古着が好きで、古着の本場アメリカで古着の買い付けをしたいと思っていました。しかし英語が喋れないので、まずは英語を喋れるようになりたいと思い、留学を決意しました。

・短期(交換)留学を以前にされていたとのことですが?

大学2年生の春にLAのサンタモニカに1ヶ月留学をしました。英語がまったく喋れない状態で留学したのですが、ルームメイトのブラジル人、台湾人、中国人と仲良くなり、楽しい留学経験ができたため、また留学したいなと思うようになりました。

・留学を実現するにあたって大きな障害となったのは何でしたか?

もともと英語が苦手でした。高校では英語の偏差値が38で、文法に強い苦手意識を持っていました。勉強の習慣がついていない、知識がほぼゼロの状態から英語を習得するというのが1番の課題でした。

・留学を目指してからどのような準備をされてきたのですか?

大学4年次に上がる前に、1年間休学してECCの全日制の専科というプログラムに参加し、英語力を伸ばして行きました。

・DVCに入学するまでの間にどこかのESLスクールに通われていましたか?

DVCに付属しているIEC(International Education Center)に通っていました。アメリカのエッセーの書き方を学ぶことができたので、DVCに入ってから大いに役に立ちました。 アメリカの授業で書くエッセーのフォーマットはTOEFLでは学べないので、事前にIECに通うのはおすすめです。

・なぜ、世界に数多くある留学先の中でアメリカを選んだのですか?

親からはイギリス留学を進められていたのですが、古着が好きから始まり、アメリカに心酔していたのでアメリカを選択しました。

・なぜ、西海岸(東海岸ではなく)の、しかもDVCを留学先として選んだのですか?

日本の大学で環境都市工学部都市システム工学科に在籍していたのですが、その時にプログラミングを経験していた背景から、シリコンバレーに憧れをいだいていました。DVCはシリコンバレーに近く、又コミカレとして有名大学への編入に定評があったことから選択しました。

・海外に出て学生生活を送ることに躊躇している後輩がいたらなんと声をかけますか?

留学では価値観の合う仲間との出会い、異文化体験、新しい自分の価値観の発見など、自分の人生において大きな変化をもたらしてくれました。

もし留学するチャンスがあるのであれば、ぜひ挑戦した方がいいと思います。今、自分が留学せず、そのまま日本で過ごしていたかと思うと、今自分が手にしているような環境はなかったと思います。

2. DVCでの2年間

・授業や教授を選ぶ際にどのような基準で選んでいましたか?

基本的にはRate My Professorという教授の評価が見られるサイトを使用していました。そこで、該当教授が担当するクラウの難易度や、どのようなグレードの付け方を行うか確認していました。そこで高い評価を得ている教授の授業を取っていました。

・最終的にMajorを決めるにあたって、特別な体験はありましたか?

もともと日本では理系だったこともあり、ビジネスを理解できるエンジニアになりたくてビジネスを選択しました。

・相当な授業の量だと思いますが、課外活動(クラブ、インターンシップ、バイト、ボランティアなど)とのバランスはどう取っていましたか?

私は課外活動では主にクラブ活動を行っていました。平日はなるべく朝一で図書館へ行き、夜は自分の時間を作れるように心がけていました。授業自体はMid TestとFinal Testの前後以外はこそこまで忙しくなかったので、クラブ活動との両立については特に問題なかったです。

・どのような思いで課外活動を選び、そして参加していたのか教えてください。

DVC内の日本人の方が編入、もしくは今後のキャリアで成功して欲しいとの思いで活動していました。

・休みの時間はどのように過ごされていましたか?

ワイナリー巡りや、Santa Cruzのビーチに行ったり、BBQをしたり、サーフィンしたり、キャンプしたりしていました。

・留学生活特有の辛い思いをした出来事について聞かせてもらえますか?

24歳で留学をしました。アメリカ文化を満喫したいと思っていたものの、DVCでのクラスメイトのほとんどが18歳ということもあり、年齢のギャップからアメリカ人の気の合う友達がなかなかできず悩んでいました。しかし1セメスター目の終わりから、中国語のクラスにいた1個下のアメリカ人の友達ができました。彼の地元の友達との集まりに呼んでもらえるようになり、そして最後にはHomieと呼んでもらえる仲にまでなりました。みんなでsaint patrick's dayにBar Crawling していて、騒ぎすぎてBarを追い出されたのは、今では良い思い出です(笑)

・後輩たちに向けてDVCでの学生生活の魅力を伝えてもらえますか?

DVCはUC BerkeleyやUCLAを目指す学生が多く、モチベーションになります。また、プライベート面では、車で1時間程でSan Francisco、Santa Cruz(ビーチ)、Napa Valley(ワイナリー)といったところに遊びに行けます。なのでアウトドア派の方にはおすすめです。

3. 就職とその後

· 現在の業務内容を教えてください。

ルーマニア発のユニコーン企業でRPAと呼ばれるソフトウェアの会社で働いています。入社して7カ月はITコンサルタントとして働き、その後AccountExcutiveとして、ソフトウェアのセールスを行っています。

· 就職勝ち取るまでの経緯を教えて下さい。

DVC最後の年に急遽編入を辞め、就職を選択しました。ボストンキャリアフォーラムでいくつか企業を受けて、お食事会にも呼ばれていました。しかし帰国後ある商社の最終面接を受けたところ、最終面接で落ちたので、再度サンフランシスコキャリアフォーラムで就活を行う羽目になりました。その際、シリコンバレーでも話題の憧れだったユニコーン企業の求人があったので、アポイントなしで飛び込みで受けたのがきっかけでした。

大学時代にプログラミング経験があったのですが、アメリカ時代にブランクがあり、当日出たハッカーテストにやや手こずったもののぎりぎり答えることができ、二次専攻に進ことができました。二次面接はルーマニアのスタートアップ当初からいるメンバーと日本のプロダクト部門の方との面接で、なごやかに20分程度英語で会話して無事内定をいただきました。

· やり甲斐は何ですか?

クライアントから信頼を得られた時ですね。このクライアントのためにもっと頑張ろうとなります。

· 苦労することは何ですか?

クライアントが新規も含めて120社ほど担当しているのですが、情報の整理して、そこから仮説を立て提案を考えるのがなかなか骨が折れます。

· 仕事から学んだ事、得た事は何ですか?

①アウトプットのクオリティは60%でもすぐにフィードバックをもらうこと。

②新人のうちは一人で頑張ろうとせずに、社内のリソースを活用し、積極的に人に便り巻き込んでいくことです。

①、②を行うことによりよりクオリティの高い提案をクライアント提供できるようになりました。

最後に

・岸本さんにとって留学とは?

留学とは自己の可能性を模索し、広げ、実行する場だと思います。

今振り返ると、日本にいた時はこうしなければならないという考えが強く、視野が狭かったと思います。しかし、アメリカでは自分の生き方を貫いている方が多く、いろいろな価値観に触れることができ、自分らしい生き方をしてもいいんだと思うようになりました。

・留学を、そしてこれから編入を目指している後輩たちに向けて一言お願いします。

留学の時間は限られているので、悔いが残らないよう全力で自分のやりたいことを楽しんでください!

 

みなさんいかがでしたか?

今回はDVCを卒業して、現在は社会で活躍されている岸本亮さんにお話を伺いました。4年生大学への編入を目的としてDVCに入学した方も多いと思いますが、道は一つではありません。JA@DVCはみなさんの選択肢を広げ、サポートできるよう今後も活動していきます。

質問等ございましたら、いつでもJA@DVCにご相談ください。

それでは、次回のアルムナイインタビューもお楽しみに!


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