Alumni Interview Project 第4弾 前編: 中嶋 来門 (Raimon)
Alumni Interview Projectとは?
私たちJSAはDVCに在籍中の日本人学生や日本にいる留学に興味を持っている中高生に情報を発信するために日々活動しています。その活動の一つとしてDVCの卒業生でアメリカの4年制大学に編入した先輩方にインタビューをするAlumni Interview Projectがあります。このインタビューの記事を読んで、リアルな留学生活について知ってもらったり、アメリカの大学で活躍している先輩の話が留学や勉強へのモチベーションと繋がることを願っています。
Alumni Interview Project 第3弾 (哘崎 悟 さん) はこちらのURLから!
"自分の可能性を広げる旅"
〜横浜、DVC、そしてUCLAへ〜
第4弾 前編:
中嶋 来門
(Raimon Nakajima)
Date: January, 2018
Interviewer: Takahiko Sugitani
DVC在学期間: Fall 2015 – Summer 2017 / 60.5 Credits修了/
Major: Global Studies
語学学校・ELSスクール: SMEAG capital (Philippine)
皆さん、こんにちは!
Media Promotion Affairのマサです!
読者の皆さんは夏休みをどうお過ごしでしょうか?
私、マサは夏休みに入り新しい事を色々始め出して、時間を有効に使えていると思います!
第3弾で紹介したSatoruさんのインタビュー記事はどうだったでしょうか?
私は編集しながら彼の経験談にどんどん引き込まれていました!DVC卒業後からアメリカで就職するという人は少ないかもしれませんが、色んな人の人生を知ることはプラスになると思います。
まだ読んでない方はチェックしてみて下さい。
「毎回、インタビュー記事読んでるよ!」という方は、このブログのコメント欄やFacebookで感想、もしくはアドバイスなどを聞かせて下さい!!
記事を編集する上で皆さんが読みやすいように変えていきたいと思っています。
今回は Alumni Interview Project 第4弾!!!!
第4弾では、DVC卒業後、カリフォルニア州立大学トップのUCLAに編入された 中嶋 来門(Raimon Nakajima)さんにお話を伺っていきます。
前編と後編を、今週と来週に分けて投稿していきます。お楽しみに!!
1. 留学を決意するまで
海外大学への進学を夢見て、実際に海を渡り、留学を実現する日本人留学生達は、実に様々なバックグラウンドを持っています。留学を志すキッカケから、その準備期間、さらには留学先の選び方まで一つとして同じものはありません。留学を成功させていった先輩たちのインタビューを通して、彼らがどんな思いを持って日本の大学進学という安定的なコースを外れてまで海外進学を目指すに至ったのか、その動機に迫りたいと思います 。
どんなキッカケで留学を意識し始めたのですか?
小学1年生〜中学3年生まで神奈川県の強豪サッカーチームに所属し、高校からはサッカーで県内屈指の公立高校(偏差値 60) に進学しました。しかし入学後は、怪我でサッカーの練習に参加出来ない日々が続き、サッカーへの情熱は次第に燃え尽きてしまいました。勉強面でも、成績は校内で下から数えた方が早かったです。
いま思えば全てが努力不足でした。ビックマウスなくせに、行動せず実力が伴わない僕でした。そんな高校時代だったので、自然と自分に対する自信がなくなり、虚勢を張ることで自分を保っていました。こうした自分の周りにある殻を破る為に留学を決意しました。
この悔しい経験があったからこそ、もう2度と自分に負けない!と思うバイタリティが産まれ、世界で挑戦するという選択肢を選ぶことができました。そして今の僕があります。
短期(交換)留学を以前にされていたとのことですが、何か得るものはありましたか?
フィリピンのセブ島で語学留学 (SMEAG Classic校) を4月半しました。学校の選択はIELTSに特化し、英語の勉強を追い込める環境を重視しました。留学中にoverall 5.5, 留学語の4ヶ月後に日本でテストを受け6.0 (TOEIC 740~820 TOFLE IBT 80~89 英検 準1級)を19歳の夏に取得しました。この留学を通して得た事は2つあります。
人生における重要な人(ライバル、目標になる人)
勉強で結果を出して得た自信
前者は特に大切だと思います。僕の周りには目標になる人、ライバルがいて、それぞれが個性的で努力を惜しまないキャラクターを持ち、心から尊敬しています。そして僕の背中を押してくれるそんな人達との出会いが僕の人生を変えてくれました。今でもその友達とは定期的に連絡を取り合い、モチベーションを高め合っています。
後者に関しては、初めて辛くて泣きながら勉強したのを今でも覚えています(笑) 特にWriting のクラスの先生が凄く印象的で、今思えば凄く良い先生だったのですが、超スパルタで宿題の量も多く、僕が間違った答えを書いても僕に気付かせようとなかなか回答を教えてくれない先生でした。そのもどかしさや、出来ない自分に凄く情けなくなり涙を流しました。けど、それを乗り越えるために死ぬ程勉強しました!今まで勉強をして来なかったので、途中で頭痛がとまらなくなりそれでも頭痛薬を飲みながら勉強しました。最終的には、留学を終わる前にはスパルタ先生にも努力を認められ褒めていただきました。この経験から、努力するとは日々の積み重ね。そして、小さな成功体験が積もり本当の自信を作る事を学びました。
何故、世界に数多くある留学先の中でアメリカを留学先に選んだのですか?
アメリカでは多様な人種の人々が生活している国です。僕は凄く好奇心が旺盛なのでもっとバックグラウンドが様々な人々と価値観を共有したいと思いアメリカの大学に行く事を決意し、母にその想いを伝えて納得して貰いました。
また、フィリピンで裸の子供達やインフラの整備が整ってない環境を目の当たりにした事で、自分がなにもその現状に対して手助け出来ない事に凄く虚無感を感じました。アメリカの授業は実践的な勉強を学べると聞いていたので、そこでスキルを見つけ、将来貧困で困っている人達を助けたい!その土台を作るためにアメリカで勉強したいと考えました。
結果、色んな人達と交流するなかで僕が常識だと思っていた事がいい意味で常識ではなくなり、アメリカにいて学べる事は大きいので僕の選択肢は正しかったと思っています!
2. DVCでの2年間
各々の志を持ってこのDVC に集ってきてからどのような生活を送るかで、その後の旅の目的地は変わってきます。Raimonさんはここでどのような世界と出逢い、どのような経験をし、どんな思いを持って学生生活を送っていたのでしょうか。DVCでの魅力とともに、その後の4年制大学への編入に向けたプロセスも交えてお話しを伺います。
DVC在学中に、どのように英語力を高めましたか?
2年間アパートで、最初の1セメスターは日本人と住んでいました。しかし、英語の伸びも感じない事からこの環境下だと成長出来ないと思い次のセメスターから卒業までの1年間半、外国人と住み始めました。(アメリカ人、スウェーデン人、ロシア人) みんなパーティーが好きで、ほぼ毎日パーティーをしていた気がします(笑) そのせいでルームメイトと喧嘩した事もいっぱいありました。しかし、その場があったからこそ友達を沢山作る事ができアメリカの文化に馴染む事が出来ました。
アメリカ留学当初、フィリピンで学んだスピーキングが全く通用しなかったです。その理由の1つは、相手が欧米人だと自信がなくなり上手く話せなくなることや、彼らは英語が第1言語者として容赦ないスピードで話してきます。なぜなら、アメリカにいるならみんな英語を話せて普通という “当たり前” を僕たちに求めてきます。会話が上手く成立しない環境を繰り返す中でメンタルが折られ、せっかくアメリカにいるのに外国人と関わる事を遠ざける日本人や留学生は多いと思います。なので、僕は言葉だけじゃなく身体を使って伝えたい事を表現したりしました。
具体的にアメリカで友達を作るためにどんな工夫をしましたか?
この人面白いなと思わせるように話しのネタの引き出しを沢山持っとくようにしました。その引き出しを作る為には、出会いの数を増やし、人と交流する場としてパーティーが適切だと思いました!なので、お酒を飲む事が好きでなくても、パーティーに参加してコネクションを作る事は本当にお勧めします!他にも人脈作る方法は沢山あると思いますが、僕はこの方法でコミカレ卒業するまでに、沢山の外国人の友達が出来ました。自分の殻を破る事は大変ですけど、心地良い環境に身を置かず常に少し居心地が悪いぐらいの所に身を置いた方が後で成長できると思います!
次週のAlumni Interview Project 第4弾 後編は!!
1. DVCでの課外活動
2. 4年制大学への編入と学費
3. UCLAでの生活 についてです!
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