TOEFL (iBT) と IELTS
- Ryo Kishimoto
- Jun 30, 2018
- 3 min read
夏休みは、時間がたっぷりあるということで、自分のスキルアップを図るのにいい時期です。
そこで今回は、TOEFLとIELTSについて書きます。
DVC生で私学への編入、又は就活を考えている方、および、これからDVCや他のコミカレに進学を考えている方には、テストを受ける上でどちらのテストを選ぶかのいい判断材料になると思います。
TOEFLとIELTSどちらも
Listening, Speaking, Writing, Reading
からなるテストです。
TOEFLはアメリカ英語、IELTSはイギリス英語を採用しています。
TOEFL(約4~4.5時間)、IELTS(約3時間)のテストになります。正直、4時間集中し続けるのは大変でした。
・TOEFL

試験の順序はリーディング→リスニング→休憩→スピーキング→ライティングとなります。テストはコンピューターベースになっています。
リーディング
60分から80分
内容は理系のものやアメリカの歴史についてなど専門的なものも出題される。
リスニング
60分から90分
内容は大学の講義や大学生活に関する会話。まず音声のみを聞きます。(このときメモをとってもOKです。その後、初めて問題文を解きます。
*問題文は一度しか流れません
スピーキング
20分間で6問
マイクに向かってのスピーチとなります。複合問題が4問出題されます。これは「リスニング」+「リーディング」→要約したものをスピーチする、「リスニング」→問題に解答するといったパターンです。
ライティング
50分で2問題
「リスニング」+「リーディング」→150字以上に要約という問題が出ます(20分)。その後、自分の意見を述べるエッセイ問題が30分で300字以上。
採点基準
TOEFLは各セクション30点満点で、トータルスコア120点の1点刻み。
・IELTS

筆記テストです。
リスニング
約40分で4セクション(各10問)。
セクション1と2は日常生活に関するもの、3と4が大学生活に関するものです。セクション4の題材は講義です。
リーディング
60分で3パッセージ。内容はアカデミックなものとなっていますが、専門的な文章を一般に紹介するようなものです。
ライティング
60分で2問。グラフや地図を分析する問題(20分で150字以上)と自分の意見を述べるエッセイ問題(40分で250字以上)です。
スピーキング
11分で3パートを試験官と面接方式です。まずは、自分の意見を求められる簡単な質問形式なもの。パート2は与えられた題材について1分以上スピーチ、パート3は試験官とディスカッション形式です。
採点基準
IELTSは各セクション9.0点満点0.5刻み。小数点以下が0.5刻みの中間(0.25、0.75)の場合は切り上げて、良いスコアの方がとられる。
個人的に受けた感じでは、IELTSの方が複合問題もなく、単語も比較的簡単で点数を稼ぎやすくオススメだと思います。しかしアメリカの一部の大学では、使えないので気をつけてください。夏休みを有効に使いましょう。
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