Alumni Interview Project 第2弾 前編: 加戸 菜々恵 (Nanami)
Alumni Interview Projectとは?
私たちJSAはDVCに在籍中の日本人学生や日本にいる留学に興味を持っている中高生に情報を発信するために日々活動しています。その活動の一つとしてDVCの卒業生でアメリカの4年制大学に編入した先輩方にインタビューをするAlumni Interview Projectがあります。このインタビューの記事を読んで、リアルな留学生活について知ってもらったり、アメリカの大学で活躍している先輩の話が留学や勉強へのモチベーションと繋がることを願っています。
Alumni Interview Project 第1弾 (松田 宥野 さん) はこちらのURLから!
"Connecting the Dots"
〜大阪堺から海を超え、
CaliforniaそしてNew Yorkへ〜
第2弾 前編:
加戸 菜々恵
(Nanami Kado)
Date: December 24, 2017 Interviewer: Takahiko Sugitani
DVC在学期間: Fall 2015 – Spring 2017 / 62 Credits修了/ Junior year transfer
Major: Sociology
語学学校・ELS: NIC International College in Japan (Osaka 3rd)
出身地: 大阪府堺市
1. 留学を決意するまで
海外大学への進学を夢見て、実際に海を渡り、留学を実現する日本人留学生達は、実に様々なバックグラウンドを持っています。留学を志すキッカケから、その準備期間、さらには留学先の選び方まで一つとして同じものはありません。留学を成功させていった先輩たちのインタビューを通して、彼らがどんな思いを持って日本の大学進学という安定的なコースを外れてまで海外進学を目指すに至ったのか、その動機に迫りたいと思います 。
高校まではどのような進路を辿られたのですか?
生まれも育ちも大阪府堺市で小中高は公立でした。高校は普通科ではなく、国際文化科のある公立高校に入りました。兄弟が2人いるので、中学生ながらも経済的な理由から生意気にも公立にこだわっていました (笑) 。
どのような点で一般的な中高校生とは違う学生生活だったのですか?
本当に平凡な学生生活だったと思います。行事ごとが本当に大好きで(みんなが一つになるあの感じがたまらなかった)、毎年中高ともに体育祭の応援団と合唱祭の指揮者をしていました。みんな同じことしてるなぁ、ということを変だと思っている目立ちたがり屋な自分と、同じことをして安心していて仲間外れになりたくない自分、正直言って両方健在していました。でも本当に何が特別だった!とかはなくて、ここに来るのが夢でそれが偶然大抵の人とは違ったということ、そして両親が自分のやりたいことを尊重してくれた学生生活でした。
どんなキッカケで留学を意識し始めたのですか?
中学校の時に英語のみの小さな塾に通っていたのですが、そこでは会話を意識した授業が多く、英語を話せる自分かっこいい!と単純に思ったのが初めの一歩でした (笑) 。そこから日本に留学に来ていた子がきっかけで、英語を使って色んな人や文化とつながれることを学びました。英語を学ぶのではなくてツールとして使うことにとても興味が湧いたのもきっかけかもしれません。
今回の留学の前に、短期(交換)留学などをされていましたか?
私、実は今回の留学が初めてです!短期留学をしている人が長期留学を次のステップでするというイメージや少し準備として短期留学しないと怖いと思っている方も少なくないと思います。でも本当にちゃんと準備すれば大丈夫です!!大抵のことは直面するとなんとか乗り切れるので頑張りましょう!(笑)
2. DVCでの2年間
各々の志を持ってこのDVC に集ってきてからどのような生活を送るかで、その後の旅の目的地は変わってきます。ナナミさんはここでどのような世界と出逢い、どのような経験をし、どんな思いを持って学生生活を送っていたのでしょうか。DVCでの魅力とともに、その後の4年制大学への編入に向けたプロセスも交えてお話しを伺います。
登録するCourseやProfessorを絞る際にどのような基準で選んでいましたか?
学生の永遠の味方である素晴らしきサイトがあるのですが (Rate My Professor)、そのサイトでは教授のレビューとレートが生徒によって共有されています。まずはそれで履修したいクラスの教授をおおまかに絞ります。あとは友達のおすすめを聞いたり、そのクラスの規模など自分に合ったスタイルかをみて履修をすすめていきます。
どのような思いで課外活動に選び、そして参加していたのかを教えてください。
DVCでは学業に加えて、ボランティア活動に楽しく取り組んでいました。私のボランティア先はアメリカで生活している日本にルーツのある子どもたちに日本語を教えたり、日本の文化を一緒に学ぶ学校でした。私は5歳の子どもたちのクラスで週に2回、1年間ボランティアさせてもらいました。その活動がきっかけとなり、今現在の大学でもボランティア活動のコミュニティーに参加して様々なボランティア活動に取り組んでいます。
忙しい授業の合間を縫ってPaid Jobもされていたとのことですが?
1学期間だけDVCに付属している語学学校でスタッフさんに誘われて、Student Workerとして働いていました。まず準備としてSocial Security Numberという働くために必要なカードを発行するのですが、そのカードは今でも自分のID として使うことがある大切なカードです。内容は語学学生をサンフランシスコにツアーとして連れて行ったり、日本の提携する大学から来た学生さんのサポート、そしてVISAなどの学生の重要書類の整理などでした。色んな国の学生さんと関われるお仕事だったので、コミュニケーションが大好きな私はとても楽しんですることができました。
Nanamiさんのインタビューの後編は、
DVC在学中の奨学金
トランスファーに向けた準備
ニューヨーク州のビンガムトン大学への編入後の生活についてです!
Alumni Interview Project 第2弾 後編 (加戸 菜々恵 さん) はこちらのURLから!
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